ツーリング備忘録(北海道編)

北海道(道南/道央)キャンプツーリング備忘録 2022年春⑥(バイク旅の往路;長万部町➝ニセコ町➝神威岬)

積丹半島神威岬

スケジュールを前倒しして北海道に上陸したのが幸いして、函館を出発してからはほぼ晴天に恵まれて、北海道の雄大な景色を眺めつつツーリングは順調に進みます。ただ相変わらず計画というような準備はできておらず、北海道らしい雄大な景色を望めそうな「積丹半島の神威(カムイ)岬」に立ち寄ろうぐらいしか考えてなかったですね。

長万部町付近から「札幌」に向かうヒント

長万部町付近から「小樽」「札幌」などに向かうと、道の分岐点が多くあり、幾つかのルートから道を選んで進むことになります。私の場合は「長万部公園キャンプ場」に宿泊した後、「余市」「小樽」を経由したく、国道5号線を通って進みますが、途中、人里離れた温泉に立ち寄ってメインルートから外れてしまい、ニセコらしいスキーリゾート風のホテルやレストランをあまり見かけないまま日本海側へ。

それも一興とは考えますが、ニセコ付近の滞在を充実させたい場合、長万部方面からは若干遠回りになっても道の駅「ニセコビュープラザ」付近をまず目指すべきだったと振り返ります。国道5号と道道岩内洞爺線が交差するポイントにあり観光案内所もあるため、ニセコ付近の情報を集めてから移動すればよかったな...と後に思いました。

ニセコ周辺は複数の温泉が点在しているのに加えて、キャンプ場はもちろん様々な宿泊施設が充実しており、温泉や食事などゆっくり過ごしても良さげな場所に思えました。

道の駅「らんこし・ふるさとの丘」の周辺地図道の駅「らんこし・ふるさとの丘」の周辺地図

また道央エリアのニセコ周辺のツーリングで意識したいルートを2つあげました。

ニセコパノラマライン 北海道道66号岩内洞爺線の岩内からニセコまでをつなぐ山岳道路の通称。一部区間で冬期間通行止め。
日本海追分ソーランライン
Wikipedia
函館市から小樽市まで日本海沿岸沿いに続く国道228号、国道229号の通称。積丹半島の岩内町から神威岬にかけての国道229号をカブトライン、神威岬から余市までがセタカムイラインという様子。終点で日本海オロロンラインに接続する。

ニセコ五色温泉と、泊村平安荘の泊丼(とまりどん)

ニセコ五色温泉と泊村平安荘の泊丼ニセコ五色温泉(左)と泊村平安荘の泊丼(右)

そういえば北海道に上陸してから露天風呂に入れていない。。。ということに気がついて、ニセコ付近で最初に立ち寄ったのは「ニセコ五色温泉」。折角なのでツーリングでしか行けないような秘湯と言われる温泉に立ち寄りたいとの願いは叶ったものの、かなり人里離れた山奥に入り込んだ印象でニセコ中心部のメインルートからは外れてしまいます。

ニセコ五色温泉
旅館公式サイト
ニセコの山奥にある秘湯で知られる温泉旅館。五色温泉の由来は「通常の温泉では2種類くらいの泉質が5種類もある」とか「硫黄が混じって湯の色が日によって五色に見える」などから来ているといわれている。日帰り入浴 800円程>記憶。

日本海側に抜けて行き当たりばったりで食事処を見つけて立ち寄ります。後で知ったのですが、泊村(とまりむら)は古くは炭鉱があり、現在では原子力発電所で知られており、エネルギーと縁が深そうな村。こちらもバイクや車でないと立ち寄りづらい場所にありました。

泊村(とまりむら)平安荘
食べログ
周囲は人が多い場所には思えなかったのですが、訪問時は賑わっていた民宿兼食事処。海鮮を中心にメニューは豊富。ボリュームのある海鮮丼「泊丼(とまりどん)」が1000円程>記憶。

日本海側あるいは積丹半島付近まで行くと、季節もありますが、いくつかウニを提供する店もありました。お値段それなりのため、今回は見送っています。。。

積丹半島の神威岬(かむいみさき)

天候に恵まれたこともあったのですが、今回のツーリングで最も行って良かった観光スポットの1つがここ積丹半島の神威岬。駐車場にバイクを停めて、絶景を眺めつつ神威岬灯台のある岬の先端付近まで、遊歩道「チャレンカの小道」を30分程歩いていきます。登ったり降ったりがやや激しいため、歩きやすい靴や服装が望ましいです。