2022年6月前半、東北・北海道へキャンプツーリングした備忘録をまとめました。昨年の東北ツーリングは、SUZUKI GIXXER150 を活用しましたが、様々な負担を改善したく、今回は年初めに納車した HONDA GB350S で初めての長距離ツーリングです。
初日に東京練馬から高速(東京外環~東北道)で青森県つがる市に入りキャンプ場で1泊、翌日にフェリーで津軽海峡を渡り北海道の函館に入り、北海道の道南および道央エリアを巡って7泊8日間程。帰路は苫小牧から大洗までフェリーを利用しました。
今回の東北・北海道キャンプツーリングについて
今回のキャンプツーリングの目的は、北海道ツーリングがどんなものか。。。スケール感の把握をはじめ、課題などを洗い出すことを重視。北海道では比較的走りやすいと言われる道南エリアおよび道央エリアがメイン。今後走るエリアは北へ東へ拡大する計画です。
また今回の北海道キャンプツーリングの個人的な方針を列挙しました。バイクで北海道は初めての訪問で観光や移動に時間をとりたく、自炊などは極力減らす方針でいきます。
- 基本的にキャンプ泊。ただし、悪天候や体調不良などに配慮して3-4日に1度はホテル泊を挟む。
- キャンプ場ではお湯を沸かす程度、外食メインでキャンプ飯はつくらない。
- ホテル宿泊時を除き、外食や買い物など都市中心部は避ける。
安全運転や旅費節約など当たり前になってきているものは省略しました。加えて、昨年の東北ツーリングからの改善点は以下の通り。
- 装備に負担が軽い、暖かい6月中旬にツーリング。
- バイクをやや排気量の大きい HONDA GB350S に。大型トップケース(47L)を取り付け。
- キャンプ道具の買い替え。テントをドーム型(ツーリングドーム)に、コット(組み立てベッド)を積載。
- ツーリングにおけるフェリーの利用。
影響が大きかったことはキャンプツーリングの時期かな。GW(ゴールデンウィーク)以降が目安と考えますが、冷えこむ時期を避けたことで、高速走行や宿泊時の負担は少なく、防寒のための道具や服装など持ち物も少なく済んだように思います。
東京大泉から青森県つがるまでの高速利用について
キャンプツーリングも2年目なら少しは上手に...という訳で事前登録によるETCニ輪車定率割引を利用。事前登録による利用日は制限され、割引適用を意識して利用日の深夜午前2時頃に、東京の自宅を出発。今回のバイク GB350S でのロングツーリングははじめて、東京大泉ICから高速道路(東京外環~東北道~東北中央道)を利用、少なくとも仙台付近を越えた時点で、天候や時間を考慮して滞在先を決めようと考えました。
大泉IC(東京外環自動車道;外回り)➝川口JCT(東北自動車道)➝大鰐弘前IC(東北自動車道;出口)
東京の自宅を出発したのが深夜2時頃。十分な休憩も多めにとりつつ、日中は一般道を含めて800km 程走行しっぱなし、青森県つがる市のキャンプ場に到着したのは、出発当日の夕方午後4~5時頃で、ギリギリ明るい時間にテントを準備できたと記憶しています。
東京外環自動車道… 290円(ETC料金/軽自動車区分、深夜割引)
東北自動車道… 7490円(ETC料金/軽自動車区分、深夜割引)
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ETCニ輪車定率割引を適用後の料金… 6950円
バイクのガソリンタンクは出発時ほぼ満タン状態で、東北自動車道の仙台を過ぎたあたりのSA(サービスエリア)で一度給油しました。訪問時はガソリンはやや高騰しており 170円/L 程、バイク HONDA GB350S の燃費は 40km/L 程。相変わらずの丼ぶり勘定で、大雑把に青森県つがる市のキャンプ場までのガソリン代は 3400円程になり、高速料金と燃料代をあわせて 11000円程。高速走行は終日に及ぶため、細かいメモは残してませんが、休憩時に幾度か飲み物や軽食をとっています。
昨年利用した「つがる地球村オートキャンプ場」に宿泊
キャンプツーリング初日、高速道路を走行しながら青森中心部が近づいてきていたもの、日も暮れつつあり時刻は夕方近く。キャンプ場探しに時間をかけるのも億劫になって、昨年利用した「つがる地球村オートキャンプ場」に立ち寄りました。昨年のブログ記事で触れましたが、快適な設備が整った所謂「高規格」キャンプ場で、徒歩で歩ける敷地内にレストランや温泉があり、効率良くキャンプ泊できるかなと考えて。。。
昨年はGW(ゴールデンウィーク)と重なりオートキャンプ場は混雑していましたが、今回は利用者は疎らで落ち着いて滞在できました。施設内の「つがる地球村温泉」の入浴に加えて、施設内の郷土レストランで夕食もできました。
つがる地球村オートキャンプ場(大人利用料 650円/バイク 600円)
森のレストラン「ライアン」おすすめセットメニュー 1000円
つがる地球村温泉 450円
(参考料金 2022年6月)
無理をすれば東京を出発して高速道路を急ぎ、日付が変わらないうちにフェリーで北海道(函館)上陸も可能かもしれません。ただ青森県あるいは東北地方の北部に少なくとも1泊した方が、スケジュールに無理が無く、素通りしてしまうには勿体なく感じていますが、どうでしょうか。そういう視点でも、気に入った「高規格」キャンプ場などの宿泊先を複数把握しておきたいと考えています。