青森つがる市から津軽半島・竜飛(たっぴ)岬へ
つがる地球村から津軽半島の最北端・竜飛岬を目指して北上する場合、畑あるいは湿原風景が広がるルートが大雑把に2~3あり、どのルートを選んでも十三湖付近を過ぎて最終的に国道336号線に合流します。途中にある観光地「高山稲荷神社」や「ベンセ湿原」に立ち寄りたい場合には日本海寄りのメロンロードと言われる道を、あるいは津軽鉄道沿いに「太宰治記念館・斜陽館」や「津軽三味線会館」など津軽の歴史に触れたい場合は国道339号沿いを通るのが良いと思われます。また十三湖周辺では「しじみラーメン」が有名で道の駅をはじめ、複数の店舗で提供されています。
つがる地球村 ➝ 県道12号 ➝ 国道339号(➝竜泊ライン)➝ 竜飛(たっぴ)岬
十三湖付近を過ぎて国道336号線に合流した後、もうすぐ竜飛岬という区間に、急こう配なカーブが続く「竜泊(たつどまり)ライン」があり、その途中には眺望台や展望台があります。
- 竜泊(たつどまり)ライン(冬季は閉鎖)
津軽半島の最北端・竜飛(たっぴ)岬で見るべきもの
青函連絡船洞爺丸事故から青函トンネルまでの物語を描いた1980年代の映画に「海峡」があり、事前に鑑賞できれば違った印象で訪問できるはずです。私の訪問時、竜飛岬までの途中にあった店舗はコロナ禍で休業が多く、やっと入れたお店は混雑して待たされてしまい、残念ながら「青函トンネル記念館」の訪問は見送っています。
※.上記の津軽半島・竜飛岬 Street View では移動不可、360度の回転のみの閲覧のみになります。
青函トンネル記念館 (公式サイト/StreetView) |
青函トンネル工事基地跡地に設けられ、記念館と体験坑道で構成される。体験坑道には地上と地下を結ぶケーブルカーが走っており、体験坑道はStreetView でのオンラインで見学可能です。 |
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津軽海峡冬景色歌謡碑 | 津軽海峡冬景色の歌詞を見ることができる場所。ボタンを押すと大音量で曲が流れる様子。未訪問のため詳細不明。 |
階段国道339号 (LINE Travel) |
日本で唯一の階段国道。元々は生活道路で、階段部分も整備する予定が傾斜がきつく道幅も狭く開発が手つかず、観光向けに整備された。 |
陸奥湾フェリーに乗るべきか乗らないべきか
津軽半島の蟹田港~下北半島の脇野沢港を約1時間で結ぶ近道に「陸奥湾フェリー」があります。乗るべきか乗らないべきかモヤモヤしたままで蟹田港に到着したときは既に遅く、蟹田港に着いたのは最終便は出航した後。基本的に1日2〜3回の往復しかなく、バイクは事前予約が必要。利用予定の方は注意した方が良いことに加えて、フェリーの出向時間を考慮してスケジュールを建てる必要がありそうです。
陸奥湾フェリー (公式サイト) |
2等旅客片道・大人1名(1950円)+自動二輪・750cc未満(2450円) |
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津軽半島・龍飛岬と津軽半島・大間岬を周ろうとすると、陸奥湾フェリーを利用するかどうかで、大雑把に3〜6時間程の差があり、実質的に1泊の違いがでてきてしまう可能性が高いです(陸奥湾フェリー「よくある質問>自動車での移動時間の目安」を参照)。フェリー渡航料金はビジネスホテル1泊とほぼ同等ですが、フェリー渡航中は休憩できてバイクや乗り手の負担も少ないことを考慮すると、タイミングがあうならば利用した方が良いのではないかと振り返っています。
竜飛(たっぴ)岬 ➝ 国道339号 ➝ 国道280号 ➝ JR青森駅付近へ
そんなことを考えつつ、この日は食事にあぶれて青森らしいものを食べたく、気持ちを切り替えて青森市中心部へ向かいました。