キャンプ場を出発後に陸奥市街でランチを食べて、晴天に恵まれたことや時間に余裕があったことから、すぐに下北半島を離れるのは惜しく思い、バイクで1時間程とアクセスしやすかった下北半島の最東部、東通村・尻屋岬に向かいます。今回の東北ツーリングでいくつかの岬や灯台に立ち寄っており、興味本位の東通村でしたが、強く印象に残った場所の1つになりました。
東通村の尻屋埼灯台と、放牧されている寒立馬
下北半島の最東部、東通村に入って車やバイクが少なく景色の良い道を快走していくと、東通村はゲートが設置されたエリアがあり、夜は入場できなくなり冬季は閉鎖される様子。ゲートを通過してそのまま進んでいくと、白亜の尻屋埼灯台あるいは付近で放牧されている寒立馬(かんだちめ)が見えてくると思います。寒立馬は道も芝生も構わず歩いていて、エンジン音に驚かないか心配したものの、気性も大人しくて訪れた観光客はモフモフしながら写真を撮っていました。
八戸へ抜けるルート、十和田湖へ抜けるルート
東通村のゲート付近で休憩しているとツーリングに来ていた青森在住のバイク乗りの方々と雑談する機会があり、近辺でのお薦めルートを聞くと、ツーリングを楽しむのであれば奥入瀬渓流、飲食を楽しむのであれば八戸と教えていただきました。青森に住んでいても下北半島とか頻繁には来ないようなこと言ってました(笑。どちらに向かうにしても、途中までは同じ道を通る様子で、ひたすら下北半島を南下していきます。
最初、何か美味しいものでも食べようかと八戸へ向かうことを考えたのですが、このとき八戸のキャンプ場に電話するとコロナ禍で休業しているところが多く、それならツーリングを楽しんで温泉に寄れたら奥入瀬渓流を経由して十和田湖方面へとルート変更しました。