ツーリング備忘録(北海道編)

北海道(道南/道央)バイクツーリング備忘録 2022年春⑤長万部公園キャンプ場

長万部公園キャンプ場

遠い昔、学生時代にも北海道を旅行したことがあって、そのときも長万部駅に立ち寄って「かにめし弁当」を買って食べたな...というのが記憶に残っています。そのときは列車でまわっていたものの、変わっていないのはカニ飯なのか自分自身なのか...そんなことを考えつつ。とにかく、長万部駅のすぐ近くに「かにめし本舗かなや」という弁当販売所があり、バイクを停めて隣接する列車のようなイートイン・スペースで食事できました。

かにめし本舗かなやかにめし本舗かなや
「かにめし弁当」
長万部観光協会
駅弁でおなじみの長万部町の特産品。戦後「かにめし本舗かなや」が販売したのをキッカケに、現在では長万部町内の飲食店やドライブインなど、多様な「かにめし」が作られている。

食べ歩きというか食べ走りをやっているうちに日が落ちてきて、道南と道央を結ぶほぼ中間に位置する長万部町の「長万部公園キャンプ場」に1泊することに。北海道に限った話ではありませんが、早めにキャンプ場に入って、受付はもちろんテント設営しておくのが安全安心かなと...函館での失敗を反省して。

長万部公園キャンプ場

長万部町付近は静かに落ち着いて過ごせるものの、キャンプ場をはじめ宿泊施設、温泉や食事処の選択肢は限られる印象。ただあまり観光地化されていない北海道のローカルな町で旅情感を感じたい人には良いと思います。

「長万部公園キャンプ場」キャンプ事情

長万部公園キャンプ場」は、バンガローやキャンプ場を含む総合公園であって、散策路「とみのの森」が隣接しています。宿泊時は本格的な利用シーズン前、この日にキャンプ場にバイクで来ていたのは私だけ。車で来ていたキャンパーも数える程度、広大な公園の一角を独り占めするかのようにテントを設営できました。宿泊時はそれ程気になりませんでしたが、時期によっては虫が多く気になるかも知れません。

長万部公園キャンプ場長万部公園キャンプ場

キャンプ場の予約と利用料金について

「長万部公園キャンプ場」の予約と利用料金と要点のみを大雑把に整理します。最新のキャンプ場利用の詳細は公式サイトを参考お願いいたします。

  • キャンプ場の開場期間は4月下旬から10月末。
    コロナ禍による臨時休業の可能性もあり詳細は公式サイトを確認のこと。
  • キャンプ場の予約は、窓口予約あるいは電話予約。
    受付時間 8時30分~午後5時頃(季節により変動あり)。
  • バイクはキャンプ場への乗り入れ可。
    テント横付けは不可。フリーサイト内の小道の反対側に停めるスタイル。

函館で宿泊した「白石公園はこだてオートキャンプ場」と同様、キャンプ場内の小道の反対側にバイクを停めるスタイル。バイク横付けできないものの問題なしというか、騒音を気にしなくて良く、私はこっちのスタイル方が気に入りつつあります。

ソロキャンプでの参考料金 フリーサイト1泊600円(バイク泊)
 【宿泊内訳】確か大人1人600円(2022年6月)

たき火は禁止されているようなので、ご注意くださいませ。

キャンプ場付近の温泉について

長万部公園キャンプ場内にシャワー設備や入浴施設はありません。受付時にもらえる周辺の地図を参考にして、バイクで駅周辺にあるいくつかの温泉に立ち寄ることになります。ただ規模は小さく「旅館併設の風呂」あるいは「大衆銭湯」という雰囲気の温泉がほとんど。

駅周辺からは離れたところに興味をひく温泉処があり、食事もできそうでバイクで目指しましたが、街灯も少なく真っ暗な道を進んでもなかなか到着できず、途中で雨が降ってきてしまい断念して引き返しています。

二股らぢうむ温泉
公式サイト
世界でただ2つと言われる石灰華ドームの奇観で有名な、天然のラジウムと石灰が含まれた温泉。ただ山奥にあり雨で通行禁止となる場合もある様子。