広大な滞在型リゾート「つがる地球村」に到着したのは夕方でした。整備されたオートキャンプ場はもちろん、温泉施設や郷土料理レストラン、野外円形劇場、スポーツ施設など周囲には多様な施設が立ち並んでおり、テーマパークを思わせます。オートキャンプ場はＧＷ（ゴールデンウィーク）も重なって大人気だった様子。オートキャンプ場は１００区画以上ありしたが、予約でいっぱいなのか連泊はできませんでした。
※．2022年６月にキャンプ場を再訪しており、画像および記事内容を修正および加筆しています。
「つがる地球村・オートキャンプ場」キャンプ事情
「つがる地球村」は広大な敷地内にいくつもの施設があり、受付はオートキャンプ場内ではなく、道を挟んで反対側の建物「宿泊施設・藤山邸」で受付手続きして利用料金を支払い、そこで割り当てられた区画番号を元にオートキャンプ場内にバイク（あるいは車）で移動。オートキャンプ場内は広大で、割り当てられたテントエリアも十分な広さがありストレスなく過ごせるはず。ただ夜間は消灯され真っ暗になり、うっかりすると迷子になるかも。
２０２１年春の利用時はＧＷ（ゴールデンウィーク）と重なったため、大きなのテントを設営して知人達とバーベキューを楽しむ人達の多くがファミリー層という印象を持ちました。また滑り台などの遊び場をはじめ、敷地内を駆け回る子供達も多くて、バイクや車でオートキャンプ場内を走行するときは注意が必要と思いました。
つがる地球村オートキャンプ場「つがる地球村・オートキャンプ場」のキャンプ場内の様子は Google Map でもある程度は確認できます。その他、実際にバイクサイトに宿泊して気づいたことを列挙しました。
- 地面は整備された芝生、ネバっこい粘土。駐車スペースはコンクリートで完璧。
- 温泉施設や郷土料理レストランが隣接して徒歩１～２分程。ただ混雑時は、周辺に関連施設以外の店舗や温泉はあまり無く、車やバイクなど移動手段は必須と思われる。
- バーベキュー用に薪（まき）の販売あり。
上記画像の一般サイトを大人１名１泊で1250円（大人１名650円＋サイト利用600円）、施設内にある「つがる地球村温泉」が入浴500円程と低料金で財布にも優しいと思います。ただバイクツーリングでソロキャンプ利用者はそれ程多くはない印象があります。
津軽岩木スカイライン
岩木山神社（左）、津軽岩木スカイライン終点の岩木山８合目（右）「つがる地球村」から片道１時間程。ツーリングあるいはドライブを楽しみたい人向けに、津軽富士とも言われる岩木山の南西麓に「津軽岩木スカイライン」というヘアピンカーブが続く有料の山岳道路があります。またこちらに向かう道の途中では、リンゴ農園が多く見られて、青森の津軽地方らしさを感じられたことが印象に残っています。また津軽岩木スカイラインの入口近くにはパワースポットとして名高い岩木山神社があり、清々しく厳かな雰囲気につつまれていました。
「津軽岩木スカイライン」通行のポイントを整理しました。２０２２年春の訪問時の情報であり、現在の状況は公式ウェブサイトでご確認お願いいたします。
- 営業時間があり、午前８時～午後５時。
- 入口（料金所）から終点８合目まではバイクや車で２０－３０分程。
- 終点８合目から９合目までのリフト運行は平日休業。
- 自動車道であり、徒歩や自転車での通行は不可。バスは運行している。
- 冬季１１月上旬〜４月下旬は閉鎖。
２０２２年６月訪問時、終点の８合目付近ではバイクが倒されそうなほど強風が吹き荒れて、かなり寒かったです。加えて、「津軽岩木スカイライン」は自動車道になりますが、道幅は狭く運転には十分注意しましょう。
「つがる地球村・オートキャンプ場」活用のヒント
「つがる地球村」からバイクや車で１０分弱の国道沿いには「道の駅もりたアーストップ」があり、その名の通りアンテナ的な役割も担っています。ツーリングやドライブの休憩所としての役割はもちろん、古民家風の蕎麦屋をはじめ、産直市場と日本酒専門店など、津軽地方の食材を生かした食事やお土産など買い物にも便利です。
また「つがる地球村」からバイクや車で東方に向かえば五所川原や青森市中心部、南方に向かえば弘前市中心部に、１時間以内にアクセス可能で、周辺に観光スポットも数多くあります。バイクや車での青森津軽地方の観光あるいは移動の拠点にもなります。周辺観光の詳細は省きますが、参考になる観光情報サイトのリンクを紹介させていただきました。
